司法ウオッチ<開かれた司法と市民のための言論サイト>

 

 電車移動や待ち合わせなどの細切れの時間に、スマフォで時間をつぶすことが多いです。同業者である弁護士のコラムやブログをよく読みます。執筆者は匿名の人もいますが、実名でも結構突っ込んだ話を書く人もいます。「そこまで書いて大丈夫なの?」と思うことありますが、さすが弁護士といったところですね。

 

 弁護士ではありませんが、数ヶ月前にニュースになったO裁判官のツイッターの投稿も凄いですね。初めてO裁判官のツイッターを見たときは、あまりにオープン過ぎる内容に腹を抱えて笑いました。もちろんO裁判官のファンです。

 

 私もコラムやブログをやっています。主に3つです。

 

 1つ目は,私の事務所のホームページに掲載しているブログです。独立当初はホームページ経由の集客に頼っていましたので、頻繁に更新していました。弁護士は敷居が高いというイメージがあるのでくだけた内容にしています。

 

 現在は紹介案件が増え、ホームページ経由の集客のウエイトがかなり低くなりました。そのため更新頻度は少なくなっていますが、全く更新しないのも見栄えがわるいので、ときどきではありますが更新しています。

 

 2つ目はFacebookです。正確にいうとコラムやブログではなく、SNSですね。

 

 独立したときに、開所祝いを贈ってくれた友人に勧められて始めました。最初はプライベート限定だったのですが、顧問先など仕事関連の方からの友達申請がよくきます。私のような自営業者にとって、Facebookは名刺兼宣伝代わりのようなビジネスツールのようですね。

 

 最近は異業種交流関連の投稿が多いです。ときどき当たり障りのないプライベートネタも投稿しています。一時期、ラーメンを食べるたびに写真を撮って投稿していたところ、「ラーメンばかり食べている弁護士」という印象が強くなってしまったので、最近は投稿を自粛しています・・・(でもラーメンは自粛していません。)。

 

 3つ目は、本コラム「最近の若手弁護士事情」です。

 

 独立直前に、本サイトの運営責任者の方とお会いする機会がありました。近々独立予定であることをお伝えしたところ、本コラム執筆のお話を頂きました。光栄なことですので喜んでお引受けしました。本コラムのスタートは私の独立とほぼ同時です。本コラムを読み返してみると、自分の独立日記のようでなかなか味わい深いものがあります。

 

 本コラムはもちろん弁護士向けに書いております。テーマは「弁護士激増という激動の時代に、何とか生き残りをかけてもがいている地方会の若手マチ弁(=私)の苦悩」です(苦笑)。自分自身の苦労を書いておりますので、知人に読まれるのは少々恥ずかしい気もするのですが、できる限り赤裸々な話を書こうと心がけています。

 

 起案に追われる中で本コラムを執筆するのは結構なエネルギーを使うのですが、その分嬉しいことも多いです。遠方かつ面識のない先生から、Facebookで応援メッセージを頂いたことがあります。あるとき名刺交換した他県の先生は,初対面にもかかわらず、本コラムを読んでいたため私を知ってくださっていました。ある若手の先生が、独立する際に私のブログを参考にしたと仰ってくださったこともありました。非常にありがたいですね。

 

 そんな若手弁護士の私ですが、いつの間にか弁護士歴10年になりました。気持ちは新人のつもりですが早いものです。弁護士激増の影響で59期の私は相対的に中堅になりかかっているような気もしますが、この業界では10年はまだまだ若手です。つまり本コラムのタイトルを変える必要はないはずです(笑)。

 

 更新頻度が遅くて恐縮ですが、温めているネタはいろいろありますので、今後も本コラムをよろしくお願いします。



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