司法ウオッチ<開かれた司法と市民のための言論サイト>

 

 3月16日に脊柱管狭窄症の手術で入院した。背中を切り開いてボルトを埋め込むのである。17日手術実行、開始は3時30分、前日の検査になって初めて恐怖を覚えた。幽体離脱を経験することになるかもしれない。17日午後6時半、病室の天井が見え家内の声がした。それから午後12時まで酸素吸入、苦しいから外してしまった。背中が痛いこと痛いこと、寝返りも出来ん。それから朝方まで悪寒で震えまくる。看護師の美人で若いお嬢さんが二人も一所懸命看護してくれているがどうにも痛みは治まらない。翌日も寝返り出来ないし向きも変えられないという段階から、血抜き、車いす、食事、排便、手術後5日目には歩けるようになりリハビリとなった。28日抜糸、4月1日無事退院となった。

 

 足の痛みは完全に無くなったが、手術個所中心に腰の痛みはまだ完全に治まってはいない。しかし、手術からの3か月後、やっと落ち着いてきた。

 

 この入院中の一か月間、その後の3か月、正直、司法書士会なる団体のことは考えるだけで胸糞悪くなるだけで、もっぱら、スターリンの三部作、毛沢東の三部作、レーニンの墓上下を読み、理念が人間という生物を食いつぶすざまの研究をしていた。20世紀社会主義の形成と大崩壊の原因はレーニンの「何をなすべきか」で論じられている、愚かな人民労働者階級の導きの唯一の星、共産党と人民民主「中央集権」の組織論であったが、この組織論は現代の中国共産党も日本共産党も変わらない。

 

 この社会、集団に、ともに根本的に欠けているのは、日本国憲法の根本価値原理としている「個人の尊厳と自由な幸福追求権」である。実は、そんな個人の尊厳の尊重に全く無関心な恥ずかしい団体が、日本には他にも多数ある。その一つが、法務局という官庁指導のもと、中央委員会が糾問的自白主義をもって一般会員の人権を、会長の思い付きで、あるいは団体幹部の多数決で平然かつ無頓着にはく奪する、司法書士会という団体だ。

 

 前回発表原稿の地位保全仮処分申立書を受け、退院後、本案の訴えを提起するつもりではあったが、入院中、アイパッドでNHKオンデマンドの宇宙物を見ていて、気が変わった。最近、アインシュタインの重力波が発見され、いよいよ宇宙生成の起源が判明するらしいが、ある時代に、役所の政策目的で作られた先進国にはない強制加入団体の運命など、人類にとっても国民の利益にとってもどうでも良いことなのである。

 

 というわけで、残念と思われる少数の会員の方はいらっしゃるとは思うが、今回は、資格欠缺会長が仕切り、それを容認して怪しまない理事会よりなる団体など、この際訴える価値もないと考え、本案の訴えはやめました。暑中見舞いをかねとりあえずお知らせまでです。次回からは、ハイエクとケインズについて考えてみたいと思います。



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