司法ウオッチ<開かれた司法と市民のための言論サイト>

   私が弁護士登録をしたのは平成6年だから、平成26年は、弁護士として満20年の節目となる。登録したてのころは、20年クラスの弁護士といえば、とんでもない大ベテランに見えていたし、近寄りがたい存在に思っていたが、いざ、20年も弁護士をやってみると、自分がそれほど成長したようにも思えない。

 

   相変わらず、細かいミスはするし、判断に迷うこともしばしばある。交通事故は、多少、人よりも数はこなしているとは思うが、さりとて、専門として極めているかといわれれば、そんなレベルには達していないことは自分がよく知っている。はったりは効くようになったのだろうが、成長というのはそういうもんでもないだろうと思う。

 

   自分自身の賞味期限は、おそらく、あと20年はないだろう。何とかあと10年くらいは弁護士の仕事を続けていけるのだろうか。定年がない仕事だけに、老醜をさらすような年になるまで現役でいたいとは思わないが、せめて10年、法律の職人として、自分自身で満足できる仕事ができれば、本当にありがたいと思う。

 

   そう。私は、やっぱり、弁護士でお金儲けをしようとは思えない。商売人にはなれない。あくまで、1人の職人でいたいのだ。

 

   平成26年、私は50才になる。あと10年弁護士を続けられれば、半生を弁護士として全うできたことになる。20年前の横浜弁護士会に比べて、弁護士の数は2倍になった。10年後には3倍は軽く超えているだろう。生き延びるハードルは高いが、1年1年、職人としての自分を裏切っていないか、振り返りながら生きていくことにしよう。



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